下野星宮神社

栃木県 下野市。

下野市は、日本三戒壇の一つ、薬師寺のある市で、下野(現:栃木県)でも歴史のある土地です。

日本三戒壇とは、奈良時代に唐の僧・鑑真(がんじん)の来日により設立された、正式な僧侶になるための戒律を授ける「戒壇(仏教において出家者が僧侶としての正しい規律(戒律)を授かるための専用の壇、またはその儀式を行う施設)」で、大和(奈良県)・東大寺、下野・薬師寺、筑前(福岡県)・観世音寺の三か所に置かれていました。

下野は当時、東国(関東・東北)地方の仏教統治において、重要な土地であったようです。

下野は陸奥(青森県・岩手県・宮城県・福島県)の手前にあり、広い平野部のある土地です。下野は、鬼怒川の西、小高い台地上にあり、水害の発生しにくい土地であるため、町や建造物を作るのには適した場所と言えます。

その下野市にある、下野星宮神社は、下野市の台地上の西端にあり、田園を望む場所にあります。

創建年代は、平安時代にさかのぼり、この地の開拓守護神として、近隣に位置する児山城の乾の方角に造られたそうです。

神社の西側には、行灯(あんどん)で造られた鳥居が建てられています。傍には「日本一の行灯祈願鳥居」とありました。

南側は神社の正式な入口があり、石鳥居(一の鳥居)があります。

石鳥居の南側には、参拝者用の駐車場があります。写真のように10台程度が駐車可能。訪れたのは1月末の寒い日でしたが、参拝客は常にいました。

南の鳥居の傍にある、トトロを模した作り物です。

中に入ると奥には緑のトンネルがあります。小さな子どもが喜びそうです。

摂社の猿田彦神社。

猿田彦は、日本神話天孫降臨(照大神のである瓊瓊杵尊が地上に降臨)の際、道案内をしたと言われる神です。

日本全国の神社で、多く見られる摂社の一つです。

猿田彦は、鼻が高い異形の神であるとされ、天狗の原点とも言われています。

漫画家・手塚治虫氏の描く「火の鳥」に登場する人物としても知られています。

手水舎。

二の鳥居。

二の鳥居には、蛇を模した注連縄(しめなわ)が付けられています。

蛇の注連縄についての説明があります。

下野星宮神社のご由緒。

「天地石」と名付けられた、2つの石。

写真の重りを、持つ手を変えずに、それぞれの石に乗り、どちらが感じるか。というものです。

左の石は、割れてしまっています。

ちなみに私も石に乗り、感じようと自分なりに精神を研ぎ澄ましましたが、違いを明確に感じ取るのは難しかったです。

階段の下から本殿を見ます。

本殿の西側には、神楽殿があります。

本殿裏には「あすなろ龍神御柱」という心願成就の設置物があります。

神社の説明によれば、平成27年に、境内の参道で、金色の土竜(もぐら)が発見されたそうです。その金色の土竜は、調査によれば厳密には白色のアルビノであるとの事ですが、土竜のアルビノ種は他に例を見ないそうです。

本殿の裏には「勝石(魔去る石)」というものがあります。

「勝石」は、写真の石を目掛けて投げ当てて割ります。

願いを込めて魔を捨て去るように投げれば、思いが届くかも知れません。

お守り売り場です。多様なお守りが授与されており、参拝者も途切れなく居られるので、ここにも常に人がいます。

下野星宮神社

御祭神    磐裂神(いわさくのかみ)

       根裂神(ねさくのかみ)

       經津主神(ふつのぬしのかみ)

御利益    厄除・方位除・開運

お守り    有り

御朱印    有り

参拝者数   やや多い

参拝所要時間 約30分

駐車場    有り(一の鳥居前に10台程度・年末年始は近隣空地も解放されます)

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