栃木県 栃木市 出流(いずる)町。
栃木市は、近年「蔵の街」として観光アピールをしている市で、市街地に流れる巴波川(うずまがわ)の両岸に多くの蔵を見ることができます。
「出流ふれあいの森キャンプ場」はその栃木市の北端の山間にあり、付近には「出流蕎麦」「出流山満願寺」などがある、みかも森林組合が運営するキャンプ場です。
市から委託を受けた森林組合が運営主体のため、料金は利用しやすくオートキャンプ場は¥2,610/1区画、一般キャンプ場は¥1,100/1区画。他に清掃費として¥550/1区画、風呂代¥220/1人です。
なお、支払い方法は「現金のみ」です。
受付時に記入する利用申請書を参考までにアップしておきます。
森林組合が運営する公園内にあるキャンプ場
このキャンプ場は、「みかも森林組合」が管理する「出流ふれあいの森」の中にあります。
出流川に沿って作られたこの公園には、キャンプ場のほか、コテージ(小)と(大)、バーベキュー広場、芝生広場、ローラー滑り台、体験交流センターとキャンプ場利用者が利用できる小さなお風呂のある管理棟があります。
予約方法は電話のみで、区画の位置は当日の受付順になる
利用するには、電話(8:30~17:30)で予約を行います。
以前、このサイトで紹介した「RE CAMP足利」(以下参照)の予約は全国のキャンプ場を取り扱っている「なっぷ」(以下参照)でネット予約できますが、ここは電話予約のみとなっています。
キャンプサイトは、オートキャンプ場14区画、一般キャンプ場10区画がありますが、電話予約時に区画の指定はできません。宿泊日に現地での受付順で選択できます。
受付開始時刻は8:30からとの事でしたので、オートサイトを予約した私は8:40頃に行きましたが、既に1組のキャンプ場利用者が受付を済ませていて、2番目の受付で区画を選択する事ができました。管理棟の方に尋ねたところ「利用する人は早く来て場所を決める方が多い」とのこと。
オートキャンプ場は、電源は無いが車が横付け出来てトイレが近い
オートキャンプ場は、近頃増えている民営のオートキャンプ場のように、電源などはありませんが、自動車を区画に横付け駐車できるので、道具の運搬がとても簡単です。また、オートキャンプ場のほぼ中央に洗い場がありどの区画からも近く、水洗トイレが傍にあることが便利です。焚火については「焚火台や焚火シートなどで火災発生の恐れがないように行う」事で認められています。
写真は、オートキャンプ場を道路側から撮影したものです。建物は炊事棟で、夜間はずっと照明が点いているので、暗闇にはなりません。
そして、写真の奥の柵の向こうには出流川があり、その更に奥の斜面の上が一般キャンプ場です。
一般キャンプ場は、トイレとは少し離れているが洗い場は近く、木立の中にありロケーションは良い
一般キャンプ場は、出流川をはさみオートキャンプ場より5mほど高い平地にあります。一般キャンプ場の区画は、適度な距離で木立があり、その木立の間がそれぞれの区画になっており、ロケーションの良い区画になっています。自動車はサイトに横付けできませんが、一般キャンプ場の隣にあるバーベキュー広場の向かい側に駐車場があり、区画とそれほど遠くはありません。洗い場も比較的近い位置にあります。ただし、トイレについては、オートキャンプ場と同じトイレを使う必要があり、そこまで歩いて下り出流川にかかる橋を渡る必要があります。最も離れた区画との距離は100m程度ありそうです。焚火についてはオートキャンプ場と同様に行うことで認められています。なお、管理棟で薪と炭を¥600~¥800ほどで販売しています。
キャンプ場利用者は、管理棟のお風呂が利用できます
管理棟の中には食事処と入浴設備があり、とキャンプ場やコテージの受付も兼ねています。前述したように、キャンプ場の利用者は管理棟の入浴設備を利用できます。料金は¥220/1人です。浴槽の大きさは、案内には男性4人まで、女性7人までとありますが、男性の浴槽は大人なら2人で丁度良いくらいなので小さいです。洗うためのカランは3か所あるので、もしも混みあっているような場合はシャワーだけになるかも知れません。
食事処は、この地域の名物である出流蕎麦のほか、うどんなどがあります。
朝早めから開いてますが、閉店も早めなので、食べる方はお気をつけください。
ちなみに女性浴室の浴槽の方が、少し広いそうです(管理人より)。
利用者が多そうな場合は、譲り合って使いましょう。
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