地元の人に多く登られている山
群馬県桐生市・吾妻山。
市街地から望むことが出来、地元の人が多く登る山です。
2023年2月初旬、以前から気になっていたこの山に登ってきました。
登山口はいくつもありますが、一般的には桐生市・宮本町の吾妻公園の駐車場からです。
駐車台数は吾妻HPによれば53台とあります。
私が停めた時刻は平日10:00頃でしたが、駐車場の4割程度が駐車されていました。
吾妻公園は、桐生市の北西部、南東部の開けた半盆地状にあります。
桐生市が指定管理者に委託して運営する公園で、植物園や温室、茶室があります。
春以降は花菖蒲やチューリップが咲きはじめます。
登り始めは整備された道を歩く
公園は、西の隣にある水道山公園と繋がっており、それぞれの公園付近は遊歩道が整備されています。登り始めは、この整備された遊歩道を歩きます。
尾根に出ると、写真のような踏みならされた稜線の道があり、途中舗装された車道を歩行者用の橋で渡り、10~15分程度で斜面の道に取り付きます。
丸木で階段状になっている道をしばらく登ると、下の写真のような「男坂」「女坂」という分岐が現れます。(標識は「第二」とありますが、第一は見落としました)
しばらく登ると岩場の道になる
男坂は岩の斜面を直登する道、女坂は林の中の緩やかな斜面を登る道です。
個人的には、男坂を登っても、それほど苦ではありません。男坂を登り10分程度で女坂と合流します。合流後もしばらくの間(15~20分程度かな?)は岩場の道が続きます。場所によっては手を付いて登るような斜面もあります。
ただし、この辺りは道の周囲に樹木が少ないので、振り返ると桐生近辺の景色が良く見えます!これが息抜きになるかと思います。
岩場の斜面の途中には、写真のような開けた岩があります。展望しながら休憩するのにちょうど良い。
岩の斜面の道を登り終えると、稜線に出ます。稜線上は緩やかな道となり、5分程度で山頂に到着。
標高は481m。
山頂は広くて眺望が良い
山頂はとても広く、ベンチがいくつも置いてあります。眺望は、特に南面が開けており、気候が良ければ遠くまで見渡せます。
平日の午前中ですが、想像するに頻繁に登って来られる地元の方が多くいるのだと思います。
桐生市内の学校の校歌には、この吾妻山の名前が良く登場するそうです。
そして、この近辺の山の頂上に多く見られる祠がありました。
地元の方が多く登る山だけあり、祠も綺麗にされていました。
登山開始から下山まで、休憩を含み約1時間45分。
疲れ過ぎずに良い眺望を得られ、充実した山歩きが出来るところです。
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